さぞ良い / Wonder of Hippos
勢いだけで始まって
終わりも決めずに終わった
不思議とまだ続いてく気がしてる
それぞれに人生があって
それぞれに思い出もあった
この家を出ていくこともその一つになる
夏の始めの生温い風に吹かれて暮らし出した
あの頃の僕には想像も出来ないほどの
大きな宝物が いま 胸の中
大人にならなきゃいけないの分かってる
でも忘れたくないこの気持ち
ここが永遠ならば、さぞ良い
離れて暮らしてもまたこうして集まろうよ
そのとき酒のつまみにもなれば、さぞ良い
通い慣れた道の風景
思い出とはそんなもんで
何処にでもありそうで何処にもないもの
とは言っても日々は粛々と過ぎていくので
センチメンタルな感情は置いといて
さっさと歩き出さなきゃ
視界は良好 今日以上の明日をイメージして
例え雨が降っても口笛吹いてピュルル…
能天気過ぎるこの唄に乗せて
ハーモニーを奏でるように
水たまりだって景色が映り込むのさ
そのときだけの奇跡にもなれば、なお良い
「今日までの日々に、本当にありがとう」
忘れたくない この気持ち
ここが永遠ならば、さぞ良い
離れて暮らしてもまた皆んなで笑い合おうよ
そのとき酒のつまみにもなれば、さぞ良い
終わらない宴とこんな唄があれば、なお良い
昨日までの日に手を振って
新しい未来が始まった
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